まずは投稿を読んで頂いている方へ、
私は闘病記と雑記を書いておりますが、雑記に関しては最近のことを書いておりますが、闘病記に関しては過去のこととして書いております。
闘病記のみで続けて読んで頂けると、闘病の様子が繋がって行くかと思います。
ということで…、2回目の再入院の話を書きます。
事故からちょうど1年経った頃、2回目の再入院をしました。
事故に遭った年から年が明けた1月、アキレス腱の手術をすることになった。
「かかと」でも書いたように、2cm浮いている両足の’かかと’を正常の位置に戻すための手術だ。
まずは左足。
手術自体は部分麻酔で、2時間ほどでサクっと終わった。
私の手術経験値から言ったら、あっという間の手術だった。笑
でも問題は、術後をどうするかだった。
術後の左足はギブスでガチガチに固められていて、予定通り、6週間のギブス固定となっていた。
さあ、どうする…。
翌日すぐに、長い付き合いとなっているPT先生が私の動作確認をしに来てくれた。
松葉杖を持って、早速私に松葉杖歩行の練習をさせてくれた。
でも、ちょっと待ってください。
お忘れかも知れませんが…
この段階で、軸足となるべく私の右足は…2cmかかとが浮いているんですよ…
私がギャーギャー言うのを、PT先生は慣れた様子で無視してw私に松葉杖を練習させる。
「家に帰りたいんでしょ!」
PT先生のその言葉で、私は覚悟を決める。
またこれだよ…
『やるしかない』
通常、松葉杖と言うのは健康な足が軸足となる。
私の場合、そもそも健康な足なんて無い。
そもそも’軸’として機能しないのだ。
PT先生に助けられながら、松葉杖歩行の練習を廊下で何度もした。
主治医にも「本当に家に帰れるの?」と心配されながら、家に帰りたい一心で何度も練習した。
6週間入院なんて嫌だ。
入院生活は慣れたもので、携帯やタブレット、念のため本も沢山持って来ていたが…
そもそも入院なんて嫌だ
絶対帰る!
転ばなければ良いんだ…、それだけを自分に言い聞かせ、松葉杖と右足に全集中する。
手術から約1週間後
主治医に「本当に大丈夫?」と心配されながら、私は自宅に帰った。