今日は急性期病院の通院日
今日は回転がよかったのか、受診や移動含めて2時間で自宅に帰れた
長いと6時間位かかるので、今日は異例の早さで終わった
急性期病院への通院はバスで行っている
バス停から病院までは15分、私の足だと20分くらいかかる
でも今日は天気も良く、暖かかったので、散歩感覚で歩いた
歩いていると病院の横にある公園に出会う
ここは…、事故で入院中にデイルームから眺めていた公園
当然、公園から見上げるとデイルームの窓が見える
私はデイルームのあの窓から、公園をよく眺めていた
散歩している人を眺めては、私もああやって歩ける日が来るのだろうか…と思ったりしていた
常に適温の院内だったので、公園の木々を見て季節を感じていた
今日は寒いのだろうか、暑いのだろうか
急性期病院には5ヶ月ほど入院していたので、外気温の感覚を忘れそうだった
そんな風に眺めていた公園を、今、私は歩いている
歩くことができている
今日が初めて思ったことでは無い
何度か通院しているので急性期病院に行く度に、公園を通る度に
デイルームの窓を見上げては、事故入院の辛さを思い出す
そんなことを考える度に、時間は間違いなく進んでいると感じる
入院中は辛いことが多すぎて、時間が長かった
時間が止まっているとさえ感じていた
でも、今私は、公園を歩いている
デイルームの窓を見上げている
記憶は止まっているけど
時間は進んでいる