療養中に読んだ本は今のところ約90冊だが(もちろんまだまだ増える予定)、ジャンルはその時の気分でホラーやSFファンタジー、エッセイから自己啓発本など、色々。
でもやっぱり一番多く読んだのは、ミステリーやサスペンスの本。
療養の初期に買って読んだのは、相沢沙呼著の「invert 城塚翡翠倒叙集」。最初は表紙の絵に引き込まれて買っただけの本だった。
犯人視点で描かれている倒叙ミステリーで、私の年代で例えるなら「城塚翡翠」は、女性版「古畑任三郎」と言う感じ。
霊媒探偵城塚翡翠も後にドラマ化されてそれなりに楽しめたけど、犯人視点や心理をじっくり考えたいのなら、やっぱり本を読むのがお薦め(個人の感想です)。
ミステリーなので、基本的には殺人など重いストーリーにはなるのだけど、あざといのか天然なのかナルシストなのか…、城塚翡翠の軽快な部分もあって、楽しく読めた。
これはきっと伏線だとわかったとしても、その伏線を回収していく様もドキドキさせられる。
このシリーズは、全部読んだ。
「medium霊媒探偵 城塚翡翠」 「invert 城塚翡翠倒叙集」 「invertⅡ 覗き窓の死角」。
相沢沙呼の本は、また機会があれば買って読みたいと思う。