日本は保険大国です。
私は事故に遭ったことで、各種様々な保険に助けられました。
私は民間保険の仕事をしていたことがあるので、当時お客さんに「保険なんて嫌い」とか「民間の保険なんて必要あるのか」と言う言葉をよく言われました。
日本人は必ずと言って良いほど、何らかの保険に加入しています。
小さな子供であっても、例えば、親の自動車保険の保障対象になっていたり、個人賠償保険の保障対象になっていたり…と何かしらの保険に加入しています。
会社勤めであれば、社会保険や雇用保険、労災保険。自営の方でも、国民健康保険。などなど…。
保険と言う名前の付いたものには、必ずと言って良いほど、日本人はお世話になっています。
日本は保険大国。こんな国はそんなに無いと思います。
だったら、民間の保険なんて必要無いでしょ。
となるのですが…。
民間の保険屋さんをやっていて、実際に事故に遭った私の経験から言うと…
民間の保険が無くても「助かります」が、民間の保険があれば『大いに助かります』。
そもそも国の保険の類いは、とにかく手続きが複雑で手間がかかります。やっとの思いで手続きが完了したとしても、そこから決定通知が来るのに1ヶ月~2ヶ月。そこから入金されるのに、さらに待ち期間があります。
ちなみに、私は未だに決定通知が来ていないものがありますw。とにかく…、手間と時間がかかります。
その点、民間の保険は手続きが簡単で、提出から4~5営業日目には入金されるので、生活費の確保には大変助かります。
国の保険だけでカバーするなら、ある程度の貯金を持っていないと、入金されるまでの期間の生活費に困窮することになります。
保険はあくまで「御守り」なので、使わない方が無事に過ごせた証拠。払っている保険料が勿体無いから貯金した方が良い、と思うのですが、これがなかなか貯金には回せないw。
病気や怪我、事故になんて遭わない方が良いに決まっている。
私だって、まさか自分に掛けてた保険を使う日が来るなんて思いもしなかった。一生掛け捨てで払って終わりだと思っていた。
私が事故で役に立った民間の保険は、医療保険と就業不能保険。特に、自分が万が一働けなくなった時のことを考えて加入しておいた就業不能保険は大いに役に立ちました。
「大いに助かりました」が…、ただし、不自由な身体になりました…。
何でしょう…、役に立ったけど喜べないのが保険活用なんです。