ネガティブ

闘病記

感染症は治りはしていないが、機械が外れたことで歩くリハビリを再開した。

機械が付く前に歩行の下積みが多少あったので、キャスター付きの歩行器で再開した。

まだまだ…足を前に出すだけでも一苦労だった。完全に歩行器にもたれている状態だった。

「姿勢を良くして!」とPT先生に注意されるが、

「できないんだって💢」と私。笑

PT先生に注意されながらw、反論しながら…笑、リハビリを続ける。

病棟はナースステーションを囲むようにできているため、1周するとおよそ100m?位。

自主練習は病棟をグルグル歩くこと。

引きずるように歩いて1周する。休憩としてアニメを1話分観る。およそ30分後、また歩く。

それを、朝から夕食の時間まで続ける。

夕食後は、看護師さんが夜勤帯で少ないので、何かあったときのフォローの手が足りなくなるので、自主練習しない。

そうやって自主練していると、1日平均10周くらいは歩く。

相変わらず’かかと’が浮いている状態なので、歩く姿はキレイではないけれど…。

歩行器が無いと歩けないけど…。

歩いている。

歩いている。

でも…、嬉しいと言う感情ではなかった。

「歩く」なんて、当然のようにできていた。

どうして、できなくなった? どうして、歩く練習なんてしている?

嬉しいなんて感情では無い。

できていたことが、できなくなった。それを確認しただけ。

歩けるようになったことが嬉しいなんて、そんな上手いことポジティブに考えることはできない。