味覚障害

闘病記

咽頭炎は治った

今度は…、味覚障害になった…

咽頭炎で体調が悪い間に、それなりに食べ物や飲み物を摂取していた

何やら味がしない…

でも、喉が痛いし、鼻はつまっているし、体調が悪いからあまり気にしていなかった

でも咽頭炎がハッキリと治った自覚ができても…、味がしない…

いよいよおかしい…

コロナ禍の時は味覚障害になる人のニュースはよく見たけど、私はコロナは間違いなく陰性だった

おかしい…

咽頭炎でかかった内科に電話をしたところ、耳鼻咽喉科にかかった方が良いと助言されたので

ちょうど仕事が休みの次男に付き添ってもらい、バスで2区間先の耳鼻咽喉科に行った

鼻にグリグリとカメラを入れられ(猛烈に痛かったw)、注射で匂いがすると言う意味のわからない検査をして…

結果…、もっと詳しい検査を大きい病院でした方が良いと言われ…

私のかかりつけ病院でもある急性期病院に行くことを指示された

「急性期病院には整形外科で通っているだけですけど…」と言う私の言葉に

「もちろん、急性期病院の耳鼻咽喉科あてに紹介状を書きますので、なるべく早く行ってください」と…

「あの…、味覚障害は治るんですよね?」(私)

「治る人もいれば、治らない人もいます。とにかくなるべく早く急性期病院に行ってください」(医師)

と…

ああ…

どっちかと言うとそっけない物言いのドクターの言葉に、足が不自由になった時以上の不安を覚える

翌日すぐに、通い慣れた急性期病院に行き、耳鼻咽喉科という新たな門を叩いた

事故入院中は沢山の科にお世話になったが、耳鼻咽喉科はさすがに初めてだった

一旦ドクターに顔を合わせて、すぐにCT撮影に回された

CT画像が出来上がってからの診察は、とても丁寧でわかりやすいものだった

それまで不安で仕方がなかったが、絶望の中にも少しの安心を手に入れた感じがした

医学に絶対は無いから、絶対治るとは言えないのはわかっている

でも、ドクターの話し方や態度で、患者は安心も不安もするのだ

町医者の耳鼻咽喉科医には、不安しか感じなかった

急性期病院の耳鼻咽喉科医には、安心を感じた

治るか治らないかは結局わからない

でも、不安か不安で無いかは2人のドクターで大きく分かれた

説明がわかりやすく、自分がどこに向かって治療をしていけば良いかがわかる

それって、医師と患者の間で当然の意志疎通であるはずなのに、医師の説明1つで流れが大きく変わる

患者は治りたい

治らないかもしれないと思っていても治りたい

医師は、治らないかもしれないと説明しなければいけなくても、患者に安心を与えてほしい

急性期病院の耳鼻咽喉科医は、町の耳鼻咽喉科に通っても良いと言った

私は、このまま急性期病院の耳鼻咽喉科に通わせて頂く、と言った

次回、整形外科の受診に合わせて耳鼻咽喉科の予約を取ってもらった

勘違いしないでほしい

私は医師の悪口を書いているのではない

患者を安心させてくれるドクターについて行きたいだけだ

味覚障害

私の新たな障害の仲間に入れるわけにはいかない

ビックリするくらいの薬の種類と量

飲むタイミングが色々違う薬たちを睨みながら

また新たな闘いに吸い込まれる