仕事をするようになって、ついつい投稿が減ってしまった。
書きたいことは沢山ある。でも、療養中の時間の流れと、今の時間の流れはやっぱり違う。
時間の使い方って難しい。
50歳を過ぎるとどうしても老いを感じ、この先の人生の短さを感じる。
世間では50歳なんてまだまだ若いと言う人もいる。
人生100年時代と言うが、老いずに100年生きていられるわけでは無い。
今まで50年生きてきたことと、この先50年生きていくのでは、意味が全く違う。
私は死の瀬戸際を経験したので、生きていることの有り難さを本当に感じる。
死は『無』。
あのまま死んでいたら、私は何を思ったのだろう。悔いたのか、楽しかったと思うのか。
いや…、そういうことは残された家族が思うことで、きっと私自身は、『無』だったのだろう。
そう、突然消える。
だからこそ拾った命と時間を、いかに使うかを考えるようになった。
とは言え、上手に使えているとは、とても言えない。
平均寿命からすると、私の人生はあと約35年。
50年生きてきたことを考えると、この先の35年って短い。
しかも、老いと共に過ぎていく時間だ。
この傷だらけの身体は、’通常の老い’をさせてはくれないだろう。
これは入院中にPT先生にも言われたこと。
80代でも元気に歩いている人はいるが、私のこの身体では、早いうちに歩けなくなると思う。
もちろんそうならないように努力はするが…。
そう考えると、なおさら時間を上手く使いたい、と考えるようになる。
私のやりたいことは何なのか。時間をどう使いたいのか。
考えるクセに、わからない。
何か功績を残したいわけでは無いし、なにか達成したいことがあるわけでも無い。
ただ上手に時間を使いたい。
その答えを探すこと自体が人生なのかな…。