近くに保育園があって、子供の遊んでいる声がよく聞こえる。
小さな子供たちの声を聞いていると、息子たちの小さい頃のことを思い出す。
とは言っても、あの頃は子育てに必死過ぎて、怒涛に過ぎて行ったので、
思い出すストーリーは意外と少ないw
誰しも初めて子供を産めば、’初めての子育て’だ。
当時の私は、親兄姉も親戚もいない、縁も所縁も無い土地で子育てをしていた。
土地勘もそんなに無い町で、私の子育ては一貫して’家の中’だった。
当時の子供たちの写真やビデオは、そのほとんどが家の中で撮影したものばかり。
小さな子供を外に連れて行こうと思うと、まあ荷物が多くなる。
それが面倒で、大変だから…、と家の中で過ごすことが大半だった。
行っても、せいぜいアパートの敷地内にあった小さな公園くらい。
こうして今、どこかの保育園の子供の声を聞いていると、そんなことを思い出す。
ああ、もっと外に連れ出してやれば良かった。
もっと、思いっきり遊ばせてやれば良かった。
もっといろんな所に連れて行ってやれば良かった。
そんな後悔のような気持ちが押し寄せる。
だからと言って、子供たちの声が不快なわけではない。
むしろ、あまり聞けなかった息子たちの遊んでいる声を、今になって聞いているような気がする。
小さな子供の声って良いな…
純粋に目の前のことを楽しんでいる声。
世界の共通言語は英語では無く笑顔だ、って歌っている歌があったと思うけど
子供の声も世界共通言語だな…
今から子育てのお母さんも世の中にはいっぱいいる。
子供の声、沢山聞いてください…